台風9号の影響で7日、ナシの産地として知られる宮城県利府町の複数の果樹園で、収穫間近のナシ計約7万個(24トン相当)が落ちる被害が出た。被害額は930万円に上るとみられる。
同町地域整備課によると、落下したのは「幸水」「長十郎」などの品種が目立つといい、いずれも収穫目前だった。
観光梨園を経営する高橋富子さん(60)は「防風網で囲っていたが、こんなに風が強いと防ぐのは無理。約500個のナシが落ちた。もう少しで旬だったので残念」と話していた。
宮城県内ではこのほか、蔵王町などでも台風の影響でナシが多数落下した。

第3管区海上保安本部に入った連絡によると、7日午前2時ごろ、横浜市鶴見区の大黒ふ頭沖約3キロで、いかりを下ろし停泊していたバハマ船籍の貨物船「アフリカン・オリックス」(15888トン)と、中国船籍の貨物船「ティアン・ダオ」(1995トン)が衝突した。双方の乗員計36人にけがはなかった。
3管本部は、両船とも台風9号の強風でいかりが利かず、流されたのが原因とみて、船体の損傷状況などを調べている。
また、同時刻ごろ、横浜港外に停泊していたアンティグア・バーブーダ船籍のコンテナ船「ティーエス・シンガポール」(9931トン)が風に流され、大黒ふ頭の防波堤に接触した。乗員計17人にけがはなく、浸水や船体からの油漏れなどもないという。
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